雅生の部屋

特別対談 #2 →

今年も登場!“ミスターガチ!”こと、小野瀬雅生の《雅生の部屋》! まずはこの方、クレイジーケンバンドの横山剣さん!まさか百戦錬磨のこの方達が全国のツアー先でハンバーグを食べてるなんて!横浜の商店街のハンバーグを食べきったら全国に行ってみるのも面白いかも?

今回テーマはハンバーグなんですが、お二人はツアーでハンバーグcを食べる事はあるんですか?
横山 剣(以下:剣):ある!(即答)
小野瀬雅生(以下:小):ハンバーグといえばですね、北海道の…。
剣:生ハンバーグ!札幌の円山にある『シジュウ』っていうお店があるんだけど、そこはもう必ず行く。
小:生と言っても表面は焼いてあるんです、中がすごいレアで。最初はわかばさん(河合わかば:tb)が『シジュウ』の基になるお店に行っていて、それで僕も剣さんも連れて行ってもらって…。
剣:そうそう、今はもう北海道に行ったら必ず行きますね。

では、そこがもうNo.1ハンバーグ?
剣:いや、同率No.1がたくさんありますね。
小:ありますね。神戸に夜中までやっている洋食屋さんがあって、そこが元フレンチのシェフがやってるお店で、今は気軽に呑んで食べてができるお店で。そこで夜中の2時くらいでもハンバーグが食べれる。美味しいのが。
剣:横浜だと『ハングリータイガー』がまだチェーン展開する前、70年代に関内にあって…。
一同:あー、あった!あった!
剣:『オリヂナルジョーンズ』の近くでしたね、そこによく行ってました。
小:本店は横浜新道通ると必ず見えますよね。
剣:前は(横浜新道から)すぐ降りられたのに、今降りられなくなっちゃって、行きにくくなっちゃったね(笑)。
小:今はトンネルの中から降りないといけないから…。
剣:あそこは風情ありますね…。あとは『バーグ』。
小:あー。
剣:最初は杉田のバーグにばっかり行ってたんですけど、ある日突然、大通公園にも出来てて、今はそっちの方によく行きますね。ホントはスタミナカレーを一番食べますけど(笑)、ハンバーグはいつも持ち帰りで買ってます。それで、好きな場所に車停めて、車の中で食べてますね。
小:あ、剣さん『さわやか』行ったことありましたっけ?
剣:なにそれ?さわやか?
小:静岡県内だけで展開してるハンバーグチェーンなんだけど。
剣:へー!
小:遂に御殿場まで出てきて。
剣:あ、じゃあ富士スピードウェイに行く途中に…。
小:なんですけど、下手したら3時間待ちで…。
剣:えー!
小:それも結構生で、自分で石で焼いて食べるタイプのハンバーグですね。磐田とかあっちの方に多いですね。
剣:名前がいいね、ハンバーグなのに『さわやか』。
小:『びっくりドンキー』行きます?
剣:『びっくりドンキー』行くね、2国沿いの。
小:あー!はいはい。
剣:『びっくりドンキー』も美味いね。
小:僕は『びっくりドンキー』では何にも(ソース)掛けないですね。
剣:掛けたらもったいない気がするね。そのまんまが美味い。

ハンバーグに外せない付け合わせってありますか?
剣:小さい頃、ニンジン大嫌いだったのに、ハンバーグの付け合わせの甘いやつ。あれでニンジン大好きになった。小学校の頃にあった、日吉の『スイス』っていうレストランのハンバーグですね。あれで食べれるようになりましたね。
小:僕は卵がずっと嫌いで…。
剣:あー、そうだね!
小:でも最近は目玉焼きを乗せます。乗せてみたら美味しいかなって…。
剣:ハンバーグは苦手意識を克服させるね。
小:かえって好きになっちゃった。あと、ミックスベジタブル!
剣:あー、あれも甘いね。
小:あれも好き嫌い分かれますね、僕は好きですけど…。あ、でも昔はグリーンピースは外してました「豆はいいや…」って。
剣:あと『ハングリータイガー』の玉ねぎが炒めてあるやつ。あれも旨いね、甘くて。
小:剣さんはどっちにしろ甘い方向ですね(笑)。
剣:そうですね。子供味覚。
小:コーヒーも砂糖とミルクいっぱい入れて。
剣:IKURA君もそうです。あと、石川町のウラにある、あのお店…。昔からある。
小:なんでしたっけね?
剣:あそこも旨いね。

幼少期のハンバーグの思い出はありますか?
剣:家のハンバーグはパン粉入った感じのやつで、ケチャップとウスターソースを混ぜてソース作って、あとニンニク入れて。
小:へー、ニンニクを!?
剣:そう、ニンニクを必ず入れて。あとは『マルシンハンバーグ』!
小:ハイハイ。
剣:あれが当時30円で、自分で買って焼いて食べてましたね。その後に『イシイのハンバーグ』が出てきて。
小:あー、あれはよく食べてましたね。お皿を舐めてました(笑)。
剣:そう、全部舐めちゃう。

ガチハンバーグ!のエントリーは全48商品ありますが…。
剣:また食べるの?全部?
小:食べます。先入観なしで食べたいと思います。ポンと出てきたものを食べたい。
剣:タイミングが合えば、今年も行きたいですね。ショックを味わいたいですね。ビックリするビックリハンバーグを。

今製作中のアルバムの話を聞かせてください。今回すごいスピードで進んでると聞いたのですが?
剣:今は70%くらいできてますね。歌入れも10曲くらいできてるのかな。レコーディングは1stの時が一番早かったんだけど、今回はその次くらいに早くできてる。
小:そう。
剣:今まではデモを1人でやってたんだけど、今回はのっさんにも協力してもらって、それからイメージが見えやすくなった。今回の傾向としては、意外と横浜っぽいですね。タイトルを横浜にするワケじゃないけど、《横浜っぽい》仕上がりになってます。
小:でも、僕が書いた曲は「北京」です。(笑)。全体的にはシンプルですよね。
剣:そう、音数がすくない。多いんだけど少なく聴かせたり、本当に少なかったり。斬新なんだけど懐かしい感じのアルバムになってますね。
小:例年になくサウンドがシェイプされた感じになってます。自分でも出来上がりを楽しみにしてます。
剣:興奮してます。
小:剣さんあのエルビスの曲の歌詞はできたんですか?
剣:エルビスは99.9%できました。
小:それがいい曲なんですよ。
剣:楽しみにしててください。

  • 横山 剣(CRAZY KEN BAND)

    横山 剣(CRAZY KEN BAND)

    1960年横浜生まれ。1981年にクールスRCのヴォーカル兼コンポーザーとして晴れてデビュー。以後、ダックテイルズ、ZAZOU、CK’S等のバンドを経て、1997年春クレイジーケンバンドを発足し、「音楽ジャンルからの解放」をモットーとする全方向型音楽で、中毒性のあるポップ・ウイルスが全国のクラブ・フィールドや、音楽マニアの間でジワジワと拡散し、幅広い年齢層からも人気を博す。今年の活動も目が離せない。
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